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あさま山荘に行ってきました! こんな狭い場所で銃撃戦をやっていたの? [社会]

「あさま山荘事件」の舞台となったあさま山荘に行ってきました。

あさま山荘は軽井沢の南にあるレイクニュータウンという高級別荘地にありますが、看板が出ているわけではありませんので、事前調査なしに1,500戸の別荘の中から探し当てるのは不可能と言っていいでしょう。私も前回は、軽い気持ちで行ったのですが、1時間以上車でうろうろしましたが全く分かりませんでした。(と書きましたが、Webの情報では、探しまくってたどり着いた人もいるようなので不可能ではないようですが、大変なことは確かです) また、Webの情報では、NHK別荘を目指すようにとのアドバイスがありますが、私が見た限りNHK別荘の看板は見当たりませんでした。別荘の所有者が変わったのかも知れません。

このレイクニュータウンというのは入門ゲートがあり、管理されている別荘地(私有地)ですので、うろうろしていると不審者と思われかねませんので注意してください。見つからない場合は、潔く諦めることも重要な判断です。(^^)
(冬のあさま山荘はコチラ ⇒ http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2012-01-08-1

Webには、「あさま山荘に行った」という情報もありますが、明確な場所をなかなか知ることはできません。私の場合は、映画「突入せよ! あさま山荘事件」のDVDを何度も見て、その地形と道路の形と地図を見比べて場所を特定して車のナビに入力して行きましたが、見事ビンゴで当たっていました。
(佐々氏の『連合赤軍「 あさま山荘」事件』にも現場の地図がありますので参考になると思います)

これが映画「突入せよ! あさま山荘事件」の最初の画像です。この地形、道路の形がヒントになります。
asama1.JPG













あさま山荘事件当時は、レイクニュータウンの入り口にあるレマン湖からでもあさま山荘が見えたそうですが、現在は深い木々の中に埋もれて見えません。 事件当時は、木がほとんどなく、犯人から警察の行動は丸見えの状況でした。(実際の映像)
asama5.JPG



















山荘の入り口側からのクレーン車による鉄球作戦を行った時の映像です。(映画の1カット)
これを見るとそれほど狭いという感じはしませんが...。
asama4.JPG













実際に行ってみて驚くのが、別荘地の道路がとても狭いことです。あさま山荘に行くために山道を登って行くのですが、ホンダのFitクラスの小さな車でも走るのが怖いような狭くて曲がりくねった、アップダウンのある道です。映画や当時の映像を見ると、大きな防弾警備車や大型の車が山道を登っていますが、ちょっと信じられませんでした。
また、事件当時は木がほとんど繁っておらず、下から山荘が丸見え(当然犯人からも丸見え)だったのですが、40年経った現在は、木々が生い茂り、下からはまともに山荘をみることはできません。それも山荘を探すことが困難な原因の一つになっています。(冬になるともう少し見えるかも知れません)

そして、上の写真にある鉄球作戦を行った山荘の入り口側ですが、少し道が広くなっていますが、基本的には同じような狭い道です。この狭い道に鉄球をぶらさげた大きなクレーン車が入ったとは思えませんでした。そして、さらに驚くのが実際の山荘からの距離です。警察官たちは土嚢を積んだり、2枚重ねの大盾を使用していましたが、入り口側の銃眼からの距離はせいぜい7、8m くらいしかありません。こんな至近距離からライフルで撃たれたら、犯人たちの技術云々以前に簡単に狙い撃ちされるでしょう。この至近距離は本来ライフルを使う距離ではありません。
私は北海道出身ですが、父親がライフルや散弾銃を何丁も所持しており、子供の頃によくカモやウサギ撃ちについて行きましたので、ライフルの音や威力は十分に理解していますが、この至近距離で撃たれたことを考えると本当に恐怖を感じます。

山荘の入り口付近です。階段で下りた所に玄関があります。見た感じは普通の別荘ですので、こんな場所で本当に銃撃戦があったの? という印象です。
asama6.JPG



















道路を走っていると入り口が見えませんので、何も知らなければ普通に通り過ぎてしまいそうな佇まいです。この辺りに鉄球作戦で使用した大きなクレーン車が配置されたとは、ちょっと想像もできません。
asama7.JPG



















私は、あさま山荘を実際に見て、後藤田長官が銃器の使用は警察庁長官の許可事項として使用を禁じたことの意味を改めて実感しました。佐々氏の本を読んだ時は、ちょっと厳しいな~くらいにしか感じませんでしたが、原田監督の映画を見て、「これはまるで戦場じゃないか! 戦場で丸腰で戦ったの?」と本当にビックリしました。
そして、実際に現地を見て、丸腰で犯人のライフル銃、散弾銃、鉄パイプ爆弾に立ち向かった警察官たちの勇気は本当にすごいと実感しました。警察官は2名の殉職者、多数の負傷者を出しましたが、よくそれで済んだな~というのが正直な感想です。

下の道から見上げた写真ですが、木が邪魔で建物全体を見ることはできません。事件発生当時もこのような状況であれば、犯人から下の警官の状況も見えなかったはずですので、警察側としてはやり易かっただろうと思います。
asama8.JPG



















木の間から何とか建物を撮影しました。この建物の雰囲気は見覚えがありますよね?(^^)
普通に下の道を通っていたら、絶対にあさま山荘だと分からないでしょう。
asama9.JPG



















さて、このあさま山荘ですが、今年になって中国系企業に買収されたそうです。何だか寂しいですね。歴史的な事件の舞台となった建物です。日本人の手で保存して欲しかったと思いますが、これも時代の流れかも知れません。
http://www.asahi.com/national/update/0226/TKY201102260162.html
浅間山荘、中国系企業の手に 元活動家「歴史の皮肉」

asahi.com 2011年2月26日15時0分

 浅間山荘は、鳩山由紀夫前首相ら著名人の高級別荘が並ぶ旧軽井沢地区から南に10キロ離れた急斜面にある。あさま山荘事件の収束から28日で丸39年になったが、事件の舞台になった山荘はいまも同じ場所にある。

 持ち主は中国名の日本法人で、全役員が中国名。売買に関わった関係者は「香港企業が買った。目的は投資だと思うが、価格を含め詳しくは言えない」と話す。確かに、香港の地元紙には日本に投資している企業としてこの日本法人と同じ企業名と役員名が登場している。浅間山荘を買ったのか問い合わせたが、28日現在、回答はない。

 日本法人は、リーマン・ショック直後の08年10月3日に設立。商業登記の目的欄には、不動産売買のほか、就職支援、食品・医薬品の製造販売など7項目が並ぶ。同じ月の23日に資本金を10万円から2,400万円に増やし、30日に浅間山荘を購入している。
 軽井沢町内の不動産業者によると、中国資本による町内の別荘や土地などの買いあさりはないという。

あれだけの事件があった「あさま山荘」です。どうか現在の状態で保存して欲しいと思います。

【あさま山荘関連記事】
・あさま山荘に行ってきました! 冬のあさま山荘はやっぱり寒かった...
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2012-01-08-1
・軽井沢に来ると思いだす『連合赤軍 「あさま山荘」事件』 佐々淳行著
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2011-07-23

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http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2010-04-17-1

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コメント 5

TBM

昔のまま残っているのですね。
場所を特定されたことにも驚きです。
by TBM (2011-08-09 00:34) 

mo_co

すごい。実際に行かれたんですね〜
しかも、探し当てて!!!
by mo_co (2011-08-09 15:17) 

Simple

TBM さん

Nice! ありがとうございます。
最初に行った時は、道が入り組んでいて、さすがに途方にくれましたよ。
事前調査は重要ですね。
by Simple (2011-08-09 22:10) 

Simple

mo_co さん

Nice! ありがとうございます。
行ってきましたよ!
事前に地図は見ていましたが、日本のカーナビはやっぱり優秀ですね。
レイクニュータウンは、80年代は賑やかだったんですが、今はちょっと寂しい感じでした。
by Simple (2011-08-09 22:13) 

Simple

tsworking さん

Nice! ありがとうございます。
今週から会社が始まり、私もウォーキング再開です。
by Simple (2011-08-09 22:17) 

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