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白州次郎はユダヤ人か?『白州次郎の嘘』 日本の属国化を背負った「売国奴ジョン」 鬼塚英昭著を読む [歴史の真実・陰謀論]


白洲次郎の嘘  日本の属国化を背負った「売国者ジョン」
白州次郎と聞くと、当時としては日本人離れした185cmの長身(175cmという説もあり)と甘いマスク、高級車を乗り回し、伯爵家出身の正子さんと結婚など煌びやかなイメージが浮かび上がります。

伊勢谷友介氏がNHKのドラマで主演を演じたことで、さらにそのイメージが固定された印象があります。そして、その甘いマスクでありながら、終戦後はケンブリッジ大学仕込みのキングスイングリッシュで日本の敗戦処理に奔走し、マッカーサーと頂点とするGHQに唯一反抗した男として知られています。
このブログでもその英語力とそのカッコよさを紹介しました。
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2012-02-01

ところが、その白州次郎はとんでもない売国奴であったと主張をしているのがこの本です。
著者の鬼塚英昭氏は天皇や日本の黒幕などに関する著作が多いようです。
1997年11月、青柳恵介の『風の男 白州次郎』という本が世に出た。
それから、白州次郎を賛美する本が続々と出版された。
私は「なぜこんな現象が起きたのであろうか?」と訝しんでいた。
鬼塚氏の疑問は「白州次郎とはいったい何者なのか」という素朴なものです。鬼塚氏は、白州次郎のことを調べれば調べるほど、疑問が湧いてきたようです。

まずは、ケンブリッジ大学で学んだということに関しての疑問です。
中学五年間を通じて成績は中以下、の少年が、突然のようにイギリスに行き、その二年後に、ケンブリッジ大学に入学できるものであろうか。
実際にはケンブリッジ大学を卒業したというのは間違いで、聴講生だったようです。
白州次郎はイギリスにいた1919年(17歳)から帰国するまでの約10年間、一人の日本人とも会っていないのである。私の調べたかぎりでは、五つ違いの兄・尚蔵とも会った形跡はまったくない。だからこの間の約10年間、日本語をほとんど喋りもせず、本も読まなかったと思われる。

そして、白州次郎は、イギリスから帰って来て、英字新聞社に勤めた後、「セール・フレーザー商会」という商社の取締役となり、月給500円を得ていました。この当時の大卒者の初任給は70円程度だった時代です。
この男のダインディズムに世の女性たちが憧れるのである。しかし、読者よ、少しだけ冷静になって考えてみられよ。十年近いブランクをもって、日本人らしくない、全くの英国人の魂を持った男が帰ってきて、二年足らずで大金を湯水のごとく使うことが、”なぜ”できたのかと。
その頃すでに父・文平の事業は破産している。いくら調べても、セール・フレーザー商会で何をやり、どんな業績を上げたのか、何もわからない。

白州次郎と言えば、彼の著書である 『プリンシプルのない日本』 からも分かるように「プリンシプル」を非常に重要視していました。そして、日本人離れした長身と風貌、そして「プリンシプル」を重視する考え方。そして、白州次郎は、英文のメールで日本人のことを「彼ら(they)」書いていたことから、鬼塚氏は、「白州次郎は日本人ではないのでは?」と考えます。

結論を言うと、鬼塚氏は「白州次郎はユダヤ人である」と考えています。
白州次郎の祖父の退蔵が神戸女学院の創設に関与したことから、父である文平の家に神戸女学院の外人教師が寄宿していたそうで、そのうちの誰かが白州の母親であろうと推測しています。そして白州の祖父をジャーディン・マセソンの経営者であるウィリアム・ケズウィックと考えています。つまり、白州次郎の「プリンシプル」は、日本人にも英国人にもないもので、ユダヤ人のものである、というのです。
この本の中で紹介されている北康利の『レジェンド 伝説の男 白州次郎』(2009年)の中の記載が興味深い。
毎日新聞元記者の田中洋之助は、ロンドンに赴任する直前の送別会の席で、英国大使館の広報官から、
「ミスター・シラスは、ケンブリッジ在学中、ずっとイラン人で通していたと聞いています」
と聞いたそうだ。

鬼塚氏は、白州次郎は、ユダヤ金融資本が日本を操るためのエージェント(この本では「コンプラドール」と表現している)として動いたと考えています。そして、いわゆる「ヨハンセン・グループ」と言われる、吉田茂、樺山愛輔、牧野伸顕、貞明皇后らとともに、ジャーディン・マセソン社に協力して、日本を敗戦に道引くように暗躍していたというのです。

つまり、これまで書いたことから分かるように、NHKドラマにあったような 「マッカーサーと対等に渡りあった」とか「ホイットニーをやり込めた」などという話は、白州次郎が自分で広めたホラ話であるということです。
ちょっと淋しい話ではありますが、まあ、そんなものかも知れません。なかなか説得力のある本です。

白州次郎に興味のある方は是非読んでみて下さい。

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