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「日本教の聖者・西郷隆盛と天皇制社会主義」 - 版籍奉還から満鮮経略への道 落合莞爾著 を読む [落合莞爾]


日本教の聖者・西郷隆盛と天皇制社会主義 —版籍奉還から満鮮経略への道― (落合秘史)落合先生の最新刊です。落合先生は、間違っていた内容は分かった時点ですぐに修正されますので、南北朝の基本を読んだ後は、新しい本の方から読んで行った方が良いかも知れません。

今回は、明治維新後の政府の動き、特に西郷隆盛の真実に迫る内容です。

まずは、落合先生の主張のおさらいです。

【欧州大塔宮】
南北朝時代の大塔宮護良親王が西大寺に入り、生れた王子とその子孫が、東南アジアからマラッカ海峡を抜けインド洋を経てホルムズ海峡で上陸し、14世紀末~15世紀にかけてトレビゾンド港(トルコ)から黒海を渡ったヴェネツィアに到着し、陸路を取り欧州を北上してフランドル地方で現地のケルト族と混交して経済力を蓄えて欧州王家と貴族になった。現在のオランダ王室の祖先のオラニエ=ナッサウ家ヴィレムⅠ世が欧州大塔宮と言われています。
つまり、落合先生の説では、英国を拠点とするいわゆる「ワンワールド」の背後には、欧州大塔宮がいたということです。
二年前の私が「地政学的な海洋ワンワールドの連合」と考えた勢力の正体が、実は世界王室連合で、その背後になんと欧州大塔宮がいたのです。大塔宮護良親王から始まる國體天皇系が欧州王家となり、欧州貴族となって、大きく発展していたとは、ほんとうに驚きました。

また、落合先生は、京都皇統から最近さらに詳しく「ベルギー王室は欧州大塔宮の子孫」と教られたそうです。日本の皇室が、オランダ、ベルギーなどの国の王室と親密な関係があることは周知の事実ですが、その裏にそのような事情があったということですね。
(落合先生の本には書かれていませんが、鎖国していた江戸時代に西洋の国ではオランダとだけは交流を許可していた理由はこれかも知れません)

関連した情報です。
・小栗忠順、木戸孝允、陸奥宗光は欧州大塔宮の子孫である。
・岩倉使節団の目的は不平等条約改正のため海外事情を観察すること、というのは表の看板であり、裏の目的は、新政府の首脳(岩倉・木戸・大久保)がベネルクスで欧州大塔宮とフィラデルフィアで在米大塔宮に「お目通り」することであった。

【版籍奉還】
15代将軍である徳川慶喜が大政奉還したことは、國體天皇から指示による「堀川政策」の一部ですが、一番の現実的な問題は廃藩置県の前段階として、版籍奉還でした。
・戊辰戦争で勝利した薩摩、長州藩などは恩賞として過贈を望んでいた。
・國體天皇から指示を受けた慶喜が、酒井家に姫路藩が版籍奉還の先鞭を付けるように命じた。(当時の状況を考えると、藩の永続しか考えていない諸藩から見ると版籍奉還を自ら言いだすことは正気の沙汰ではない。)
・木戸考允が動き政府の中心である薩長土肥に版籍奉還を行わせ、残りの諸藩の流れを作った。
・この薩長土肥に対しては版籍奉還の代償として、以下の利権を与えた。
長州:全国の土木談合利権
薩摩:警察・文部利権
土佐:海運利権
肥前:長崎の軍港利権

【西郷隆盛の征韓論】
西郷隆盛と言えば「征韓論」を主張し、それを受け入れられずに下野したと認識されていますが、それは事実とは異なると先生は指摘します。

西郷隆盛は、征韓論者ではない
・武力進駐論を唱えた板垣退助は征韓論者であるが、西郷は礼節外交を唱えただけであり、征韓論者ではない。
・西郷は、礼節外交のため開国勧告のために訪韓を希望し、新政府の板垣退助、副島種臣、江藤新平、大隈重信らの参議はそれを承認した。
・しかし、明治天皇(政体天皇)は、欧州使節団が帰国するまで保留とした。
・そして、帰国した岩倉右大臣、木戸孝允・大久保利通参議の反対によって西郷の訪韓は取りやめとなる。これは、國體天皇の意向によるものである。
・開国したばかりの日本は、外事は國體天皇(孝明先帝)の専管であり、覇道一神教(イエズス会)の侵入を防ぐのが國體上の重大事であった。そのため、重大な外事に関しては、國體参謀本部が最終的な落とし所を決めていた。
・國體参謀本部は欧州大塔宮から指導を受けていたが、欧州大塔宮としては、朝鮮問題よりも台湾派兵が急務であると考えていた。
⇒ 当時の日本にとって、いろいろな意味で重要なのは韓国ではなく台湾であった。明治4年、台湾で宮古島島民が多数殺害される事件が発生し、それを契機として明治7年台湾征討を行った。

そして、落合先生は驚くべきこともさらりと書いています。
・明治42年の伊藤博文の暗殺は、玄洋社軍人である明石元二郎が指揮した朝鮮軍の一隊が実行した暗殺を、テロリスト安重根の仕業に見せかけたもの

興味ある方は、ぜひ読んで欲しい一冊です。

【落合先生の本に関してはこちらもどうぞ】
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