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あなたは腸内細菌が原因で太っている! 「あなたの体は9割が細菌」 アランナ・コリン著 を読む その1 [健康]

あなたの体は9割が細菌: 微生物の生態系が崩れはじめたあなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた← Kindle版です。

何ともショッキングなタイトルだと思います。
この本は2016年8月の発売ですぐに購入したのですが、理解が難しくて紹介するのが遅れました。

このタイトルの意味するところは、人間の体の構成は、サイズや重量が大きいのは人間の細胞ですが、その数は共生微生物の細胞の方が10倍多いということです。さらに細胞の遺伝子の数で比べると「あなたのヒトの部分は0.5%でしかない」とのことです。

その共生微生物の中でも腸内細菌が非常に重要で、これについては最近TVなどでも「腸内フローラ」という言葉がよく聞かれるようになっていますね。
私たちの腸内には1.5Kgもの細菌が住んでいて、その寿命は数日~数週間とのことです。毎日私たちが排出する便の中身はほとんど(75%)が腸内細菌だそうです。残りが食物の残骸などだそうです。

腸内細菌の主な働きは、

・必須ビタミンを合成する。
・体内では分解できない頑丈な植物繊維を分解する。

などで、これらの働きは私たちの肉体の進化を待っていては、何万年かかるか分からない作業を腸内細菌にやらせているのです。これは、例えば言えば、会社の中に技術がないことをやろうとした場合、その作業を外部の業者にアウトソーシングすることと同じです。社内(体内)に出来る技術やリソースがなければ、外部から持ってきて社内(腸内)で作業をさせるというわけです。

そして、その腸内細菌ですが、当然私たちが食べるものを食べているわけですので細菌の組成比は人によって違うことになります。そして、みなさん一番関心があるであろうダイエットに関して言うと、体を太らせたり、やせさせたりするのも腸内細菌の影響が大きいとのことです。つまり、 同じものを食べても自分の体内に住んでいる腸内細菌によって作りだす栄養やエネルギー量が異なるため、太ったり痩せたりするとのことです。

・太った人:フィルミクテス門の細菌が多い
・痩せた人:バクテロイデーテス門の細菌が多い

パンダのようにもともと肉食動物だった動物も腸内細菌によって竹だけを食べていてもセルロースを分解してタンパク質が合成されるようになるそうです。それを考えると腸内細菌に言及しないで「栄養が偏っている」とか「タンパク質が不足している」というような話は意味が無いように思えますね。

しかも、フィルミクテス門の腸内細菌が多い人は、太りやすい物を食べるように人間を動かしている可能性も示唆しています。甘いケーキを食べることを我慢している時に、衝動的に食べたくなるのは腸内細菌のせいかも知れません。(笑)
細菌が人間をコントロールする訳ないだろ! という声が聞こえてきそうですが、狂犬病の菌は感染した犬を他の動物に噛みつかせる事で他の宿主に菌が移動して繁殖するように犬を動かしているそうです。また、コレラに感染して強烈な下痢になるのは、死にそうな宿主から脱出して他の宿主に感染するためのコレラ菌の制御だそうです。

ですので、甘いものが好きな「デブ菌(フィルミクテス門の細菌)」が私たちケーキを食べさせて自分たちも食べているということなんでしょうね。(^^)

まだまだ紹介したい内容がたくさんありますが、長くなるので次に書きます。

このブログの目次です。
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2010-04-17-1
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