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錦織選手おめでとう! 日本人チャンピオンも夢ではない! 全米オープン準優勝 [テニス]

錦織選手、全米オープン準優勝おめでとう!

今年の全米オープンは、久しぶりに興奮しましたね。
すぐにブログに書こうかと思いましたが、少し時間を置いて冷静になって書くことにしました。

私は一時テニスにはまっていましたので、テニスの試合は良く見ていましたが、ここ10年くらいはほとんど見ていませんでした。今回の全米オープンも錦織選手がベスト8に上がるまでは、全然興味が湧きませんでした。

錦織選手が有望な選手であるのは確かなのでしょうが、私は世界の壁はとても厚いことを知っていました。錦織選手がプロになった時に松岡修造氏が、「みなさん、日本にボルグやベッカーが出て来たと考えて下さい!」というようなことをコメントしていました。
私はこれを聞いて、ちょっと白けてしまいました。ウィンブルドン5連覇のボルグに憧れてテニスを始め、彗星のように現れて17歳でウィンブルドン初優勝をはたしたベッカーに衝撃を受けた私には、松岡氏のコメントは全く真実味を感じませんでした。「また、松岡が大げさなことを言っている...」ってな感じです。(笑)

さて、錦織選手がベスト8に上がって、ニュースでもたくさん取り上げられるようになって、錦織選手のコーチがマイケル・チャンであることを知りました。これには驚き、そして俄然興味が湧いてきました。そして、ここで紹介されている動画を見て、「もっともっと上に上がれる!」と確信しました。技術的には、すでにトップクラスです。あとは、メンタルの強さと体力が付けば...。
http://rocketnews24.com/2014/09/04/483792/

コーチのマイケル・チャンは、台湾系の米国人です。全く無名であった1989年のフレンチ・オープンで17歳3ヶ月で最年少優勝を果たし、最高ランキング2位にもなった名選手です。全仏で優勝した当時は173cmと小柄でしたが、強いメンタルと素早く、粘り強いストロークでしぶとく勝ち上がりました。

特に印象に残っているのが、当時王者として君臨していたレンドルとの準決勝戦です。2セット先取されてから2セットを連続して奪取してイーブンにします。そして、ファイナルセットでゲームカウント2-1になった時点で、チャンの足がつってしまいます。

当時は、インジャリータイムを取れなかったので試合を続けるしかありません。普通だったら、棄権するところです。しかし、チャンは諦めませんでした。休憩タイムに大量のボトルの水を飲み続け、プレイの合間にも審判に注意されながらも水を飲み続けます。そして、プレーでは大きな山なりのゆるいループボールを打って、レンドルの強打を封じ、サーブではアンダーサーブを打ったりして徹底的にレンドルの集中力を乱しました。

そして、チャンのマッチポイントでは、レンドルのセカンドサーブでサービスラインの手前まで前に出てプレシャーをかけて、ダブルフォールトを誘って勝ってしまいました。
チャンが試合中に会場からのブーイングを浴び、王者レンドルからクレームを受けたり、審判の注意を受けながらもプレーの合間に水を飲み続けているのを見て、なんて精神的にタフなんだ、とショックを受けました。

ここまで手段を選ばず、勝ちに拘ることは日本人にはできないだろうな~」と感じました。もし、チャンのコーチが松岡修造氏だったとしたら、「そんなことしたら、レンドルさんに失礼だろ! 相手はチャンピオンだぞ!」と怒鳴られていたでしょう。(笑)

また、全仏オープン優勝の前年、全米オープンの前にマイケル・チャンのプレーを見たあるコーチは、「君の才能は素晴らしい! あと2,3年すれば全米オープンで優勝できるだろう」と賛辞を贈ったそうですが、チャンは、「どうして、今じゃなくて2,3年後なのか?」と尋ねたそうです。(^^)

このチャンの自分に対する自信、メンタルの強さ、勝利への徹底的なこだわりが錦織選手に引き継がれれば、グランドスラム大会での優勝も夢ではない。
いや~ぁ、あと5年は世界で活躍してくれそうですので期待を持ってしまいます。頑張れ、錦織選手!

【2014.10.26追記】https://www.youtube.com/watch?v=LfoYUQIsrg4
この動画にある、錦織選手とチャンの対談が面白い。
特に2011年のバーゼル大会の決勝でフェデラーに完敗したことに関してのチャンのコメントが最高です。
「フェデラー戦であなたは一つの大きなミスを犯しましたね。」
「準決勝後のインタビューであなたはこう言いました。「フェデラーと決勝で対戦するなんてワクワクします。彼は偉大な選手で昔から私の憧れの選手なのです。」」
「コートの外で誰かを尊敬するのは構いません。しかしコートに入ったら「お前は私にとって邪魔な存在なんだ」と言い切る決意が必要なんです。」
優勝するのはお前じゃない! 俺だ! という気持ちでなければ戦う前に負けています。
このメンタリティーが錦織選手にも身についてきていますね。
【2015.06.19追記】
全米オープンの時に、錦織選手のフルセットになった時の勝率は歴代1位だったそうです。これにはビックリしました。歴代1位は私の永遠のアイドルであり、「アイスマン」、「鉄人」と言われたメンタルタフネスの権化であるビヨン・ボルグだとずっと思いこんでいました。錦織選手がすでにそのボルグを越えていたとは! すごいとしか言いようがありません。

マイケル・チャン VS マッケンローの懐かしい画像がありました。この頃、チャンは17歳です。
https://youtu.be/hRGfaMFpUuo

このブログの目次です。
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2010-04-17-1
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