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「ロコ・ソラーレ 銅メダルへの軌跡」 平昌五輪報道特集 北海道新聞社編 [カーリング]

ロコ・ソラーレ 銅メダルへの軌跡 平昌五輪報道特集
「ロコ・ソラーレ北見の銅メダルへの軌跡」という本です。
地元北海道の北海道新聞社がこれまでに取材して記事にしていた内容をLS北見のメンバーにフォーカスして編集した内容です。メンバーの無名時代の写真や記事など、地元新聞社ならではのコンテンツが満載です。

Kindle版のみですが、324円という価格が嬉しいですね!(笑)

Kindleの内容紹介です。
内容紹介
カーリングの聖地・北海道北見市常呂町から世界に羽ばたいたロコ・ソラーレ(LS北見)。2018年2月の韓国・平昌冬季五輪で、日本のカーリング競技史上初めての銅メダルを獲得するまでの軌跡を、北海道新聞と、どうしん電子版の記事110本で集大成しました。
紙面には未掲載分を含め写真110枚も収録。本橋麻里藤沢五月吉田知那美鈴木夕湖吉田夕梨花の5選手の小中学生時代の活躍を伝える紙面にさかのぼり、他では読めない、見られないニュースと写真がそろっています。 収録した記事を紹介すると…。1999年3月17日の北海道新聞道北版の記事として、北見市の美山小学校の児童による強豪カーリングチームが登場。1年生の藤沢五月ちゃん(7つ)について「ストーン(約20キロ)とほぼ同じ体重しかないが、練習を重ね、思い通りの位置に投げることができるようになった。『ストーンは重いけど、みんなとできるのが楽しい』と笑顔いっぱいだ」と伝えています。2002年2月16日の道新小学生新聞には、小学生チーム「ロビンズ」の吉田知那美鈴木夕湖吉田夕梨花さんが登場し、夢はオリンピック出場と伝えています。
平昌五輪の試合中、いつも笑顔を絶やさず、「そだねー」と声を掛け合う5人に日本中から注目が集まりました。「もぐもぐタイム」「五月ドラッグすなわちサツドラ」などの話題も漏れなく収録しました。もちろん、1次リーグ、準決勝、3位決定戦まで、熱闘の記録も。
また、チームを育んだ北見市、常呂町のカーリング競技の発展とそれを支えた人々の記事も収めています。
個人的な話ですが、藤沢五月さんが、私と同じ北見北斗高校出身とは知りませんでした。うれしいです!(^^)

オリンピックの1週間前に法事で北見に帰ったので、「清月」で「赤いサイロ」を買いに行きました。平日に行ったので、お客は私たちだけでした。お店に藤沢五月さんのサインが飾ってありました。「何だ、マリリンじゃないのか!」と写真を撮らずに帰ってきました。
そうです、私も平昌オリンピックを見るまではLS北見のメンバーは、マリリンしか知らなかったのです。(笑)
そして、オリンピックの後、いまだに清月には開店前から赤いサイロを購入するお客さんの行列ができているそうです。
先月、東京池袋の東武デパートの北海道物産展で赤いサイロが2日間だけ、1日120個限定で販売したそうです。当然、開店前から行列ができて5分で売り切れたそうです。

この本は、新聞社の記事を使っているので写真が豊富ですし、彼女たちの過去の記事が面白いですね。「終わりに」で、本橋さんのコメントが載っています。
「今は、チーム全員がカーリングに100%集中できる環境にないんです。」4年前、LS北見を初めて取材した私は、主将の本橋麻里選手からそんな悩みを聞いた。
当時は、鈴木夕湖さん、吉田夕梨花さんは居たものの、藤沢五月さん、吉田知那美さんはまだ加わっていない苦しい時期です。夢ってこうやって叶うものなんだ、と思いました。

【蛇足】英国 スキップ ミュアヘッドのミスショットについて(私見)
この本の内容とは関係ありませんが、3位決定戦のラストショットについての私の意見です。

第10エンドの藤沢選手のラストショットを見て、LS北見のメンバーも、英国の選手たちも「英国の勝利」を確信したと思います。英国の元男子銀メダリストは「100回中99回成功できたはず」とコメントしていたようですね。
まあ、それくらい英国の選手にとっては容易なショットに見えたのでしょう。

しかし、ちょっと待って下さい。確かに普通であれば容易なショットだったのかも知れませんが、最後の一投は勝敗が決まる、つまりメダルが決まるショットです。それを普通のショットと同じに考えてはいけません
私がいつも書いているように、サッカーのPKは蹴る方が圧倒的に有利です。ワールドカップに出場するような選手であれば、目をつぶっていても簡単にゴールできるでしょう。しかし、私たちはワールドカップで沢山の有名選手達がPKで失敗する場面を見ています。それは何故でしょうか?

これは、あれだけ強気でチームメートからボールを奪ってでもFKを蹴る本田選手が、PK戦の時に超ビビリになる事でも理解できると思います。つまり、「これが入ればヒーローだ!」となるFKと「これに失敗したら負ける」というPK戦では精神的なプレッシャーが全く違うという事です。有名選手であればあるほど背負っているものが大きいので、失敗した時の事を考えてしまうとプレッシャーがどんどん大きくなってしまいます。
つまり、相手からするといかに普通の気持ちで蹴らせないようにするか、プレシャーを掛けられるかが勝負になります。

話をミュアヘッドのラストショットに戻します。確かに技術的には容易なショットかも知れません。しかし、銅メダルをかけた勝敗を決めるショットです。色々と考えてしまうでしょう。英国は前回のオリンピックの銅メダリストですのでプライドもあったでしょう。
特にその前の第9エンドでは、ミスショットで日本にスチールを許しています。「ここで決めなければ日本はしつこい相手だ...」と思っていたでしょう。その意味で、藤沢さんのショットは、結果的には相手にいろいろな事を考えさせる良いショットだったのかも知れません。

カーリングで、このようなラストショットの精神状態になるのはスキップのポジションしかありません。この時のミュアヘッドの気持ちの揺らぎやプレッシャーを理解できたのは藤沢さんだけだったのではないかと思います。

サードの吉田知那美さんは、豪快なテイクアウトショットが持ち味ですが、これもサードというポジションだからできるのだろうと思います。スキップのポジションで、勝負を決めるラストショットで同じ精神状態で同じ事ができるかどうか...。
4月の大会で、藤沢さんがミックスダブルスの世界大会に出場したため、吉田さんがスキップをやりましたが、世界レベルの大会でのスキップにかかるプレッシャーの大きさ、藤沢さんの大変さを改めて感じたのではないかと想像しています。
この動画を見て下さい。いつもの「知那美スマイル」が全く見られません!

かなりスキップのプレッシャーが重くのしかかっているように見えますね。
スキップの大変さ、回りのサポートの重要性をより深く理解したのではないでしょうか。
今回の大会での経験が今後のLS北見のプラスになる事を祈っています。

このブログの目次です。
http://simple-art-book.blog.so-net.ne.jp/2010-04-17-1
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